さて日常的に使われるもので「着丈」という言葉があります。
この着丈に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
着丈がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは着丈の読み方と意味、「きたけ」と「きじょう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.着丈の正しい読み方は「きたけ」「きじょう」?
では着丈の正しい読み方は、「きたけ」「きじょう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、着丈の正しい読み方は「きたけ」になります。
着丈の”丈”は「たけ」「じょう」と読むことができますが、
着丈は「きたけ」と読むのが正しく、「きじょう」と読むのは間違いです。
また着丈(きたけ)のように「着(き)」が用いられている言葉には、
「着物(きもの)・着尺(きじゃく)・着映え(きばえ)・着込む(きこむ)」などがあります。
着丈(きたけ)のように「丈(たけ)」が用いられている言葉には、
「背丈(せたけ)・身丈(みたけ)・居丈高(いたけだか)」などがあります。
次の章で着丈の意味と類義語について解説していきます。
2.着丈の意味と類義語について
では着丈の意味と類義語について見ていきましょう。
まず着丈は「その人の身長に合わせた、襟(えり)から裾(すそ)までの衣服の寸法のこと」の意味として用いられています。
着丈を用いた例文としては、「ジャージの着丈が長い」や、
「衣服の着丈を調整する」のような使い方で用いられています。
また着丈の類義語としては、「着尺(きじゃく)・背丈(せたけ)・身丈(みたけ)・尺度(しゃくど)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても着丈と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「着丈の読み方と意味、”きたけ”と”きじょう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 着丈の正しい読み方は「きたけ」で、「きじょう」は間違い。
- 着丈は「その人の身長に合わせた、襟から裾までの衣服の寸法のこと」の意味。
- 着丈の類義語には、「着尺・背丈・身丈・尺度」などがある。