陥落の読み方と意味、「かんらく」と「きゅうらく」正しいのは?

 

さて日常的に使われるもので「陥落」という言葉があります。

 

この陥落に使用されている漢字(特に”陥”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは陥落の読み方と意味、「かんらく」と「きゅうらく」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.陥落の正しい読み方は「かんらく」「きゅうらく」?

 

では陥落の正しい読み方は、「かんらく」「きゅうらく」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、陥落の正しい読み方は「かんらく」になります

 

陥落の”陥”は「おちい(る)」「かん」と読むことはできますが、
「きゅう」と読むことはできないので、陥落を「きゅうらく」と読むのは間違いです

 

 

 

また陥落(かんらく)のように「陥(かん)」が用いられている言葉には、
「陥没(かんぼつ)・失陥(しっかん)・欠陥(けっかん)・陥穽(かんせい)」などがあります。

 

陥落(かんらく)のように「落(らく)」が用いられている言葉には、
「下落(げらく)・欠落(けつらく)・集落(しゅうらく)・脱落(だつらく)」などがあります。

 

 

次の章で陥落の意味と類義語について解説していきます。

 

2.陥落の意味と類義語について

 

では陥落の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず陥落は「穴などに落ちて入ること/地面が落ち込むこと/攻め落とされること/熱意に負けて承知すること/成績・順位などが下がること」の意味として用いられています。

 

 

陥落を用いた例文としては、「要塞が陥落した」や、
「首位から3位に陥落する」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「攻め落とされること」の意味で、
後者の例文は「成績・順位などが下がること」の意味で使用しています。

 

 

また陥落の類義語としては、「陥没(かんぼつ)・崩壊(ほうかい)・屈服(くっぷく)・降伏(こうふく)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても陥落と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「陥落の読み方と意味、”かんらく”と”きゅうらく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ