このページでは祇園の読み方と意味、「ぎおん」と「しおん」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.祇園の正しい読み方は「ぎおん」「しおん」?

 

結論から言ってしまうと、祇園の正しい読み方は「ぎおん」になります

 

祇園の”祇”は「ぎ」と読むことができますが、「し」と読むことはできないので、祇園を「しおん」と読むのは間違いです

 

 

 

また祇園(ぎおん)のように「祇(ぎ)」が用いられている言葉には、
「地祇(ちぎ)・神祇(じんぎ)・阿僧祇(あそうぎ)・神祇伯(じんぎはく)」などがあります。

 

祇園(ぎおん)のように「園(おん)」が用いられている言葉には、祇園の他には見つけることができませんでした。

 

 

次の章で祇園の意味について解説していきます。

 

2.祇園の意味について

 

祇園は「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の略のこと/京都の八坂(やさか)神社の旧称のこと/八坂神社を中心とする一帯のこと」の意味として用いられています。

 

祇園精舎というのは、”昔、インドの須達長者(すだつちょうじゃ)が釈迦(しゃか)のために建てた修行道場のこと”です。

 

 

 

また祇園を用いた例文としては、「もともと祇園神社と呼ばれていた」や、「祇園の繁華街がある」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「京都の八坂神社の旧称」の意味で、後者の例文は「八坂神社を中心とする一帯」の意味で使用しています。

 

 

以上が「祇園の読み方と意味、”ぎおん”と”しおん”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 祇園の正しい読み方は「ぎおん」で、「しおん」は間違い。
  • 祇園は「祇園精舎の略のこと/京都の八坂神社の旧称のこと/八坂神社を中心とする一帯のこと」の意味。

 

 

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