結論から言ってしまうと、被るの正しい読み方は「かぶる」「こうむる」の両方になります。
被るの”被”は「かぶ(る)」「こうむ(る)」「ひ」と読むことができます。
ただ被るを「かぶる」「こうむる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で被るの意味について解説していきます。
被る(かぶる)は「頭の上に乗せること/液体や粉末を頭の上から浴びること/良くない事を身に受けること」の意味として用いられています。
被るを「かぶる」と読むと上記のような意味になりますが、
「こうむる」と読むと「いただく。たまわること/良くない事を身に受けること」の意味となります。
このように被るは「かぶる」「こうむる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
被るを用いた例文としては、「水を被る(かぶる)」や、
「損害を被る(こうむる)」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「液体や粉末を頭の上から浴びる」の意味で、
後者の例文は「良くない事を身に受けること」の意味で使用しています。
「かぶる」「こうむる」にはどちらも「良くない事を身に受けること」の意味がありますが、この意味が用いられるときは「こうむる」と読むことが多いです。
以上が「被るの読み方と意味、”かぶる”と”こうむる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど