このページでは被るの読み方と意味、「かぶる」と「こうむる」どちらが正しいのかを解説しています。




1.被るの正しい読み方は「かぶる」「こうむる」?


結論から言ってしまうと、被るの正しい読み方は「かぶる」「こうむる」の両方になります


被るの”被”は「かぶ(る)」「こうむ(る)」「ひ」と読むことができます。



ただ被るを「かぶる」「こうむる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。


次の章で被るの意味について解説していきます。



2.被るの意味について


被る(かぶる)は「頭の上に乗せること/液体や粉末を頭の上から浴びること/良くない事を身に受けること」の意味として用いられています。



被るを「かぶる」と読むと上記のような意味になりますが、
「こうむる」と読むと「いただく。たまわること/良くない事を身に受けること」の意味となります


このように被るは「かぶる」「こうむる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。




被るを用いた例文としては、「水を被る(かぶる)」や、
「損害を被る(こうむる)」のような使い方で用いられています。


前者の例文は「液体や粉末を頭の上から浴びる」の意味で、
後者の例文は「良くない事を身に受けること」の意味で使用しています。



「かぶる」「こうむる」にはどちらも「良くない事を身に受けること」の意味がありますが、この意味が用いられるときは「こうむる」と読むことが多いです。



以上が「被るの読み方と意味、”かぶる”と”こうむる”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 被るの正しい読み方は「かぶる」「こうむる」の両方。
  • 被る(かぶる)は「頭の上に乗せること/液体や粉末を頭の上から浴びること/良くない事を身に受けること」の意味。
  • 被る(こうむる)は「いただく。たまわる/良くない事を身に受けること」の意味。



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