さて日常的に使われるもので「合戦」という言葉があります。
この合戦に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
合戦がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは合戦の読み方と意味、「かっせん」と「がっせん」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.合戦の正しい読み方は「かっせん」「がっせん」?
では合戦の正しい読み方は、「かっせん」「がっせん」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、合戦の正しい読み方は「かっせん」になります。
合戦の”合”は「あ(う)」「ごう」「かっ」「がっ」と読むことができますが、
合戦を単体で読む場合は「かっせん」と読むのが正しく、「がっせん」と読むのは間違いです。
ただ「雪合戦(ゆきがっせん)」「歌合戦(うたがっせん)」などのように、
合戦が他の語の後に付いている場合は、「~がっせん」と読むことがほとんどです。
このように他の語の後に付いた場合にしか、合戦を「がっせん」と読むことはないため覚えておきましょう。
また合戦(かっせん)のように「合(かっ)」が用いられている言葉は、
合戦の他には「合羽(かっぱ)」しか見つけることができませんでした。
合戦(かっせん)のように「戦(せん)」が用いられている言葉には、
「応戦(おうせん)・苦戦(くせん)・決戦(けっせん)・好戦(こうせん)」などがあります。
次の章で合戦の意味と類義語について解説していきます。
2.合戦の意味と類義語について
では合戦の意味と類義語について見ていきましょう。
まず合戦は「敵・味方が出合って戦うこと」の意味として用いられています。
合戦を用いた例文としては、「合戦の背景にある出来事」や、
「天下分け目の合戦」のような使い方で用いられています。
また合戦の類義語としては、「冷戦(れいせん)・内戦(ないせん)・紛争(ふんそう)・戦争(せんそう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても合戦と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「合戦の読み方と意味、”かっせん”と”がっせん”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 合戦の正しい読み方は「かっせん」で、それ単体なら「がっせん」と読むのは間違い。
- 合戦は「敵・味方が出合って戦うこと」の意味。
- 合戦の類義語には、「冷戦・内戦・紛争・戦争」などがある。