このページでは乞食の読み方と意味、「こじき」と「こうしょく」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.乞食の正しい読み方は「こじき」「こうしょく」?

 

結論から言ってしまうと、乞食の正しい読み方は「こじき」「こつじき」の両方になります

 

乞食の”乞”は「こ(う)」「こつ」、”食”は「た(べる)」「しょく」「じき」と読むことができますが、乞食を「こうしょく」と読むのは間違いです。

 

 

一般的には乞食は「こじき」と読むことがほとんどです。

 

ただ乞食を「こじき」「こつじき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

次の章で乞食の意味について解説していきます。

 

2.乞食の意味について

 

乞食(こじき)は「食べ物や金銭を恵んでもらって生活すること。また、そういう人のこと」の意味として用いられています。

 

 

乞食を「こじき」と読むと上記のような意味になりますが、
「こつじき」と読むと上記の他に、「僧が人家の門に立ち、食べ物を乞(こ)い求めること」の意味も含まれます

 

このように乞食は「こじき」「こつじき」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

乞食を用いた例文としては、「彼は乞食根性がすごい」や、
「乞食のようにはならないで」のような使い方で用いられています。

 

一般的に「食べ物や金銭を恵んでもらって生活すること。また、そういう人のこと」の意味で使用されることがほとんどで、どちらの例文も上記の意味で使用しています。

 

 

以上が「乞食の読み方と意味、”こじき”と”こうしょく”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 乞食の正しい読み方は「こじき」「こつじき」の両方で、「こうしょく」は間違い。
  • 乞食(こじき)は「食べ物や金銭を恵んでもらって生活すること。また、そういう人のこと」の意味。
  • 乞食(こつじき)は「食べ物や金銭を恵んでもらって生活すること。また、そういう人のこと/僧が人家の門に立ち、食べ物を乞い求めること」の意味。

 

 

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