結論から言ってしまうと、騙るの正しい読み方は「かたる」「だまる」の両方になります。
騙るの”騙”は「だま(す)」「かた(る)」「へん」と読むことができます。
一般的には騙るは「かたる」と読むことがほとんどです。
ただ騙るを「かたる」「だまる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で騙るの意味について解説していきます。
騙る(かたる)は「騙(だま)して人の金品を取ること/身分や名前を偽(いつわ)ること」の意味として用いられています。
騙るを「かたる」と読むと上記のような意味になりますが、
「だまる」と読むと「人を欺(あざむ)くこと/悪意や下心を抱くこと」の意味となります。
このように騙るは「かたる」「だまる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
騙るを用いた例文としては、「大金を騙(かた)られた」や、
「有名人の名を騙(かた)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「騙して人の金品を取ること」の意味で、
後者の例文は「身分や名前を偽ること」の意味で使用しています。
以上が「騙るの読み方と意味、”かたる”と”だまる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど