結論から言ってしまうと、呵責の正しい読み方は「かしゃく」になります。
呵責の”呵”は「か」、”責”は「せき」「しゃく」と読むことができますが、呵責は「かしゃく」と読むのが正しく、「かせき」と読むのは間違いです。
また呵責(かしゃく)のように「呵(か)」が用いられている言葉には、「啖呵(たんか)・呵々(かか)」があります。
呵責(かしゃく)のように「責(しゃく)」が用いられている言葉は、呵責の他には見つけることができませんでした。
次の章で呵責の意味と類義語について解説していきます。
呵責は「責め苦しめること。厳しく責めること」の意味として用いられています。
呵責を用いた例文としては、「良心の呵責に堪えられない」や、「呵責の声が聞こえる」のような使い方で用いられています。
”良心の呵責”というのは、「悪いことをしてしまった自分自身に対して、自身の良心から責めを感じて苦しむこと」を言います。
また呵責の類義語としては、「問責(もんせき)・勘当(かんどう)・面責(めんせき)・叱責(しっせき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても呵責と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「呵責の読み方と意味、”かせき”と”かしゃく”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>