このページでは面長の読み方と意味、「めんちょう」と「おもなが」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.面長の正しい読み方は「めんちょう」「おもなが」?

 

結論から言ってしまうと、面長の正しい読み方は「おもなが」になります

 

面長の”面”は「おも」「めん」、”長”は「なが」「ちょう」と読むことができますが、面長を「めんちょう」と読むのは間違いです。

 

 

 

「めんちょう」というのは、”面疔”と書き表されるため注意が必要です。

 

面疔(めんちょう)は、”細菌感染症の一種のこと”で、面疔による出来物は特に目や鼻の周辺にできることが多いです。

 

 

 

また面長(おもなが)のように「面(おも)」が用いられている言葉には、
「面影(おもかげ)・面舵(おもかじ)・面持(おももち)・面瘡(おもくさ)」などがあります。

 

面長(おもなが)のように「長(なが)」が用いられている言葉には、
「柄長(えなが)・長居(ながい)・長芋(ながいも)・長門(ながと)」などがあります。

 

 

次の章で面長の意味と類義語について解説していきます。

 

2.面長の意味と類義語について

 

面長は「顔が長めなこと/態度や気持ちがのんびりしていること/お人好(よ)しなこと」の意味として用いられています。

 

 

面長を用いた例文としては、「面長な男性がタイプ」や、
「面長にご覧になってください」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「顔が長めなこと」の意味で、
後者の例文は「態度や気持ちがのんびりしていること」の意味で使用しています。

 

 

 

また面長の類義語としては、「馬面(うまづら)・馬顔(うまがお)・細面(ほそおもて)・尖り顔(とがりがお)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても面長と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「面長の読み方と意味、”めんちょう”と”おもなが”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 面長の正しい読み方は「おもなが」で、「めんちょう」は間違い。
  • 面長は「顔が長めなこと/態度や気持ちがのんびりしていること/お人好しなこと」の意味。
  • 面長の類義語には、「馬面・馬顔・細面・尖り顔」などがある。

 

 

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