結論から言ってしまうと、債務の正しい読み方は「さいむ」になります。
債務の”債”は「さい」と読むことはできますが、「せき」と読むことはできないので、債務を「せきむ」と読むのは間違いです。
次の章で債務の意味について解説していきます。
債務は「特定の人に対して、給付する義務のこと」の意味として用いられています。
この特定の人に対して、給付する義務がある人を”債務者(さいむしゃ)”と言い、
特定の人に対して、給付を請求する権利を持つ人を”債権者(さいけんしゃ)”と言います。
例えばAさんがBさんからお金を借りたとすると、AさんはBさんに後でお金を返さなければいけません。
ここでAさんはお金を返す義務が発生するため”Aさん=債務者”となり、Bさんはお金を返してもらう権利が発生するため”Bさん=債権者”となるわけです。
債務を用いた例文としては、「彼は債務を果たした」や、
「債務者の債務を免除する」のような使い方で用いられています。
以上が「債務の読み方と意味、”さいむ”と”せきむ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど