さて日常的に使われるもので「陸」という言葉があります。
この陸に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
陸がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは陸の読み方と意味、「おか」と「りく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.陸の正しい読み方は「おか」「りく」?
では陸の正しい読み方は、「おか」「りく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、陸の正しい読み方は「おか」「りく」の両方になります。
これは”陸”という字の訓読みと音読みでの読み方で、
訓読みでは「おか」と読むことができ、音読みでは「りく」と読むことができます。
ですので陸は「おか」「りく」の両方の読み方が正しいです。
ただ陸を「おか」「りく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で陸の意味と類義語について解説していきます。
2.陸の意味と類義語について
では陸の意味と類義語について見ていきましょう。
まず陸(おか)は「地表で水に覆われていない部分のこと/硯(すずり)の墨を磨(す)る部分のこと」の意味として用いられています。
陸を「おか」と読むと上記のような意味になりますが、
「りく」と読むと「地表で水に覆われていない部分」の意味のみとなります。
このように陸は「おか」「りく」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
陸を用いた例文としては、「墨は硯の陸(おか)の部分で磨る」や、「陸へ上がる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「硯の墨を磨る部分のこと」の意味で、
後者の例文は「地表で水に覆われていない部分」の意味で使用しています。
また陸の類義語としては、「大地(だいち)・平野(へいや)・内陸(ないりく)・大陸(たいりく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても陸と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「陸の読み方と意味、”おか”と”りく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 陸は訓読みで「おか」で、音読みで「りく」と読む。
- 陸(おか)は「地表で水に覆われていない部分のこと/硯の墨を磨る部分のこと」の意味。
- 陸(りく)は「地表で水に覆われていない部分のこと」の意味。
- 陸の類義語には、「大地・平野・内陸・大陸」などがある。