さて日常的に使われるもので「恵方」という言葉があります。
この恵方に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
恵方がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは恵方の読み方と意味、「えほう」と「けいほう」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.恵方の正しい読み方は「えほう」「けいほう」?
では恵方の正しい読み方は、「えほう」「けいほう」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、恵方の正しい読み方は「えほう」になります。
恵方の”恵”は「めぐ(み)」「けい」「え」と読むことができますが、
恵方は「えほう」と読むのが正しく、「けいほう」と読むのは間違いです。
また恵方(えほう)のように「恵(え)」が用いられている言葉には、
「知恵(ちえ)・恵比寿(えびす)・恵那(えな)・須恵器(すえき)」などがあります。
恵方(えほう)のように「方(ほう)」が用いられている言葉には、
「地方(ちほう)・当方(とうほう)・方眼(ほうがん)・方策(ほうさく)」などがあります。
次の章で恵方の意味と類義語について解説していきます。
2.恵方の意味と類義語について
では恵方の意味と類義語について見ていきましょう。
まず恵方は「その年の干支(えと)によって決められた縁起の良い方角のこと」の意味として用いられています。
恵方を用いた例文としては、「恵方巻を食べる」や、
「今年の恵方は南南東だ」のような使い方で用いられています。
また恵方の類義語としては、「方向(ほうこう)・方位(ほうい)・方角(ほうがく)・鬼門(きもん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても恵方と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「恵方の読み方と意味、”えほう”と”けいほう”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 恵方の正しい読み方は「えほう」で、「けいほう」は間違い。
- 恵方は「その年の干支によって決められた縁起の良い方角のこと」の意味。
- 恵方の類義語には、「方向・方位・方角・鬼門」などがある。