さて日常的に使われるもので「麗しい」という言葉があります。
この麗しいに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは麗しいの読み方と意味、「うるわしい」と「うつくしい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.麗しいの正しい読み方は「うるわしい」「うつくしい」?
では麗しいの正しい読み方は、「うるわしい」「うつくしい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、麗しいの正しい読み方は「うるわしい」になります。
麗しいの”麗”は「うるわ(しい)」「れい」と読むことはできますが、
「うつく(しい)」と読むことはできないので、麗しいを「うつくしい」と読むのは間違いです。
「うつくしい」というのは、”美しい”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で麗しいの意味と類義語について解説していきます。
2.麗しいの意味と類義語について
では麗しいの意味と類義語について見ていきましょう。
まず麗しいは「整っていて美しいこと/心が温まるような感じのこと/晴れ晴れとして快(こころよ)いこと」の意味として用いられています。
麗しいを用いた例文としては、「麗しい容姿をしている」や、
「麗しい光景だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「整っていて美しいこと」の意味で、
後者の例文は「心が温まるような感じのこと」の意味で使用しています。
また麗しいの類義語としては、「美麗(びれい)・妖美(ようび)・端麗(たんれい)・華麗(かれい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても麗しいと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「麗しいの読み方と意味、”うるわしい”と”うつくしい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 麗しいの正しい読み方は「うるわしい」で、「うつくしい」は間違い。
- 麗しいは「整っていて美しいこと/心が温まるような感じのこと/晴れ晴れとして快いこと」の意味。
- 麗しいの類義語には、「美麗・妖美・端麗・華麗」などがある。