このページでは内輪の読み方と意味、「ないりん」と「うちわ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.内輪の正しい読み方は「ないりん」「うちわ」?

 

結論から言ってしまうと、内輪の正しい読み方は「ないりん」「うちわ」の両方になります

 

内輪の”内”は「うち」「ない」、”輪”は「わ」「りん」と読むことができます。

 

 

ただ内輪を「ないりん」「うちわ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。

 

(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)

 

 

 

また内輪(ないりん)のように「内(ない)」が用いられている言葉には、
「内部(ないぶ)・内容(ないよう)・内心(ないしん)・内申(ないしん)」などがあります。

 

内輪(ないりん)のように「輪(りん)」が用いられている言葉には、
「七輪(しちりん)・年輪(ねんりん)・日輪(にちりん)・大輪(たいりん)」などがあります。

 

 

次の章で内輪の意味と類義語について解説していきます。

 

2.内輪の意味と類義語について

 

内輪(うちわ)は「外部の人を交(まじ)えないこと/外部には知らせない内部の事情のこと/控え目であること/足先を内側に向けること」の意味として用いられています。

 

 

内輪を「うちわ」と読むと上記のような意味になりますが、
「ないりん」と読むと「内側の輪。特に車がカーブを曲がるときの内側の車輪」の意味となります

 

このように内輪は「うちわ」「ないりん」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

内輪を用いた例文としては、「これは内輪(うちわ)の話」や、
「内輪(ないりん)差が大きい」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「外部には知らせない内部の事情のこと」の意味で、
後者の例文は「内側の輪。特に車がカーブを曲がるときの内側の車輪」の意味で使用しています。

 

 

 

また内輪の類義語としては、「内々(ないない)・秘匿(ひとく)・機密(きみつ)・部外秘(ぶがいひ)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても内輪と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「内輪の読み方と意味、”ないりん”と”うちわ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 内輪の正しい読み方は「ないりん」「うちわ」の両方。
  • 内輪(うちわ)は「外部の人を交えないこと/外部には知らせない内部の事情のこと/控え目であること/足先を内側に向けること」の意味。
  • 内輪(ないりん)は「内側の輪。特に車がカーブを曲がるときの内側の車輪」の意味。
  • 内輪の類義語には、「内々・秘匿・機密・部外秘」などがある。

 

 

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