結論から言ってしまうと、内輪の正しい読み方は「ないりん」「うちわ」の両方になります。
内輪の”内”は「うち」「ない」、”輪”は「わ」「りん」と読むことができます。
ただ内輪を「ないりん」「うちわ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また内輪(ないりん)のように「内(ない)」が用いられている言葉には、
「内部(ないぶ)・内容(ないよう)・内心(ないしん)・内申(ないしん)」などがあります。
内輪(ないりん)のように「輪(りん)」が用いられている言葉には、
「七輪(しちりん)・年輪(ねんりん)・日輪(にちりん)・大輪(たいりん)」などがあります。
次の章で内輪の意味と類義語について解説していきます。
内輪(うちわ)は「外部の人を交(まじ)えないこと/外部には知らせない内部の事情のこと/控え目であること/足先を内側に向けること」の意味として用いられています。
内輪を「うちわ」と読むと上記のような意味になりますが、
「ないりん」と読むと「内側の輪。特に車がカーブを曲がるときの内側の車輪」の意味となります。
このように内輪は「うちわ」「ないりん」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
内輪を用いた例文としては、「これは内輪(うちわ)の話」や、
「内輪(ないりん)差が大きい」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「外部には知らせない内部の事情のこと」の意味で、
後者の例文は「内側の輪。特に車がカーブを曲がるときの内側の車輪」の意味で使用しています。
また内輪の類義語としては、「内々(ないない)・秘匿(ひとく)・機密(きみつ)・部外秘(ぶがいひ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても内輪と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「内輪の読み方と意味、”ないりん”と”うちわ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>