さて日常的に使われるもので「潮」という言葉があります。
この潮に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
潮がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは潮の読み方と意味、「うしお」と「しお」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.潮の正しい読み方は「うしお」「しお」?
では潮の正しい読み方は、「うしお」「しお」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、潮の正しい読み方は「うしお」「しお」の両方になります。
これはどちらも”潮”という字の訓読みでの読み方で、
訓読みでは「うしお」「しお」と読むことができ、音読みでは「ちょう」と読むことができます。
ですので潮は「うしお」「しお」の両方の読み方が正しいです。
ただ潮を「うしお」「しお」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で潮の意味と類義語について解説していきます。
2.潮の意味と類義語について
では潮の意味と類義語について見ていきましょう。
まず潮(うしお)は「海面の水位が月や太陽の引力によって、周期的に昇降すること/海水のこと」の意味として用いられています。
潮を「うしお」と読むと上記のような意味になりますが、
「しお」と読むと上記の他に、「物事をするのにちょうど良いとき」の意味も含まれます。
このように潮は「うしお」「しお」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
潮を用いた例文としては、「潮が満ちる」や、
「それを潮(しお)に扉を開ける」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「海面の水位が月や太陽の引力によって、周期的に昇降すること」の意味で、後者の例文は「物事をするのにちょうど良いとき」の意味で使用しています。
また潮の類義語としては、「満潮(まんちょう)・干潮(かんちょう)・逆潮(さかしお)・満ち干(みちひ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても潮と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「潮の読み方と意味、”うしお”と”しお”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 潮は訓読みで「うしお」「しお」の両方で、音読みで「ちょう」と読む。
- 潮(うしお)は「海面の水位が月や太陽の引力によって、周期的に昇降すること/海水のこと」の意味。
- 潮(しお)は「海面の水位が月や太陽の引力によって、周期的に昇降すること/海水のこと/物事をするのにちょうど良いとき」の意味。
- 潮の類義語には、「満潮・干潮・逆潮・満ち干」などがある。