結論から言ってしまうと、有為の正しい読み方は「うい」「ゆうい」の両方になります。
有為の”有”は「あ(る)」「ゆう」「う」、”為”は「ため」「い」と読むことができます。
一般的には有為は「ゆうい」と読むことが多いです。
ただ有為を「うい」「ゆうい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で有為の意味について解説していきます。
有為(うい)は「様々な因縁によって生じた現象や存在。この世の全ての現象や存在のこと」の意味として用いられています。
有為を「うい」と読むと上記のような意味になりますが、
「ゆうい」と読むと「才能があって将来の役に立つこと」の意味となります。
このように有為は「うい」「ゆうい」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
有為を用いた例文としては、「有為転変(ういてんぺん)は人の世の常」や、「有為(ゆうい)の少年」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「様々な因縁によって生じた現象や存在。この世の全ての現象や存在のこと」の意味で、後者の例文は「才能があって将来の役に立つこと」の意味で使用しています。
以上が「有為の読み方と意味、”うい”と”ゆうい”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど