結論から言ってしまうと、古の正しい読み方は「いにしえ」「こ」の両方になります。
これは”古”という字の訓読みと音読みでの読み方で、
訓読みでは「いにしえ」「ふる」と読むことができ、音読みでは「こ」と読むことができます。
ですので古は「いにしえ」「こ」の両方の読み方が正しいです。
ただ古を「いにしえ」「こ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で古の意味について解説していきます。
古(いにしえ)は「昔。過去のこと」の意味として用いられています。
古を「いにしえ」と読むと上記のような意味になりますが、
「こ」と読むと上記の他に、「長い年月が経っていること」の意味も含まれます。
このように古は「いにしえ」「こ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
古を用いた例文としては、「古(いにしえ)の時代を生きた」や、
「古書(こしょ)を保管している場所」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「昔。過去のこと」の意味で、
後者の例文は「長い年月が経っていること」の意味で使用しています。
以上が「古の読み方と意味、”いにしえ”と”こ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど