さて日常的に使われるもので「私立」という言葉があります。
この私立に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
私立がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは私立の読み方と意味、「わたくしりつ」と「しりつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.私立の正しい読み方は「わたくしりつ」「しりつ」?
では私立の正しい読み方は、「わたくしりつ」「しりつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、私立の正しい読み方は「わたくしりつ」「しりつ」の両方になります。
私立の”私”は「わたし」「わたくし」「し」と読むことができます。
ただ一般的には私立は「しりつ」と読むことが多く、「市立(しりつ)」と区別するときに、「私立(わたくしりつ)」という読み方をします。
また私立(わたくしりつ)のように「私(わたくし)」が用いられている言葉には、
「私雨(わたくしあめ)・私田(わたくしだ)」があります。
私立(しりつ)のように「私(し)」が用いられている言葉には、
「私意(しい)・私益(しえき)・私怨(しえん)・私情(しじょう)」などがあります。
次の章で私立の意味と類義語について解説していきます。
2.私立の意味と類義語について
では私立の意味と類義語について見ていきましょう。
まず私立は「個人や民間団体が設立し、運営・管理すること。また、その施設のこと」の意味として用いられています。
私立を用いた例文としては、「私立の高校を訪れる」や、
「私立(しりつ)探偵を雇う」のような使い方で用いられています。
また私立の類義語としては、「市立(しりつ)・公立(こうりつ)・国立(こくりつ)・県立(けんりつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても私立と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「私立の読み方と意味、”わたくしりつ”と”しりつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 私立の正しい読み方は「わたくしりつ」「しりつ」の両方。
- 私立は「個人や民間団体が設立し、運営・管理すること。また、その施設のこと」の意味。
- 私立の類義語には、「市立・公立・国立・県立」などがある。