このページでは礎の読み方と意味、「いしずえ」と「そ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.礎の正しい読み方は「いしずえ」「そ」?

 

結論から言ってしまうと、礎の正しい読み方は「いしずえ」「そ」の両方になります

 

 

これは”礎”という字の訓読みと音読みでの読み方で、
訓読みでは「いしずえ」と読むことができ、音読みでは「そ」と読むことができます

 

ですので礎は「いしずえ」「そ」の両方の読み方が正しいです。

 

 

ただ礎を「いしずえ」「そ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。

 

 

次の章で礎の意味について解説していきます。

 

2.礎の意味について

 

礎(いしずえ)は「建物の土台となる石のこと/物事の基礎となる大切なものや人のこと」の意味として用いられています。

 

 

礎を「いしずえ」と読むと上記のような意味になりますが、
「そ」と読むと「建物の土台となる石」の意味のみとなります

 

このように礎は「いしずえ」「そ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。

 

 

 

礎を用いた例文としては、「建物の礎が見える」や、
「国の礎(いしずえ)となる」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「建物の土台となる石」の意味で、
後者の例文は「物事の基礎となる大切なものや人」の意味で使用しています。

 

 

 

また礎の類義語としては、「土台(どだい)・基幹(きかん)・根幹(こんかん)・中心(ちゅうしん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても礎と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「礎の読み方と意味、”いしずえ”と”そ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 礎は訓読みで「いしずえ」、音読みで「そ」と読む。
  • 礎(いしずえ)は「建物の土台となる石のこと/物事の基礎となる大切なものや人のこと」の意味。
  • 礎(そ)は「建物の土台となる石のこと」の意味。
  • 礎の類義語には、「土台・基幹・根幹・中心」などがある。

 

 

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