結論から言ってしまうと、弄るの正しい読み方は「いじる」「まさぐる」になります。
弄るの”弄”は「いじ(る)」「まさぐ(る)」「ろう」と読むことができますが、
「ほうむ(る)」と読むことはできないので、弄るを「ほうむる」と読むのは間違いです。
「ほうむる」というのは、”葬る”と書き表されるため注意が必要です。
また弄るを「いじる」「まさぐる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で弄るの意味と類義語について解説していきます。
弄る(いじる)は「指先で弄(もてあそ)ぶこと/趣味として手先で扱うこと/確かな方針や目的もなしにあれこれ変えること/面白半分にからかうこと」の意味として用いられています。
弄るを「いじる」と読むと上記のような意味になりますが、「まさぐる」と読むと「指先で弄ぶ/指先であちこちを探る」の意味となります。
このように弄るは「いじる」「まさぐる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
弄るを用いた例文としては、「パソコンを弄(いじ)る」や、
「ポケットの中を弄(まさぐ)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「趣味として手先で扱う」の意味で、
後者の例文は「指先であちこちを探る」の意味で使用しています。
また弄るの類義語としては、「捌く(さばく)・扱う(あつかう)・触る(さわる)・応対(おうたい)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても弄ると意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「弄るの読み方と意味、”いじる”と”ほうむる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>