結論から言ってしまうと、弄るの正しい読み方は「いじる」「まさぐる」になります。
弄るの”弄”は「いじ(る)」「まさぐ(る)」「ろう」と読むことができますが、
「ほうむ(る)」と読むことはできないので、弄るを「ほうむる」と読むのは間違いです。
(「ほうむる」というのは、”葬る”と書き表されるため注意が必要)
また弄るを「いじる」「まさぐる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で弄るの意味について解説していきます。
弄る(いじる)は「指先で弄(もてあそ)ぶこと/趣味として手先で扱うこと/確かな方針や目的もなしにあれこれ変えること/面白半分にからかうこと」の意味として用いられています。
弄るを「いじる」と読むと上記のような意味になりますが、「まさぐる」と読むと「指先で弄ぶ/指先であちこちを探る」の意味となります。
このように弄るは「いじる」「まさぐる」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
弄るを用いた例文としては、「パソコンを弄(いじ)る」や、
「ポケットの中を弄(まさぐ)る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「趣味として手先で扱う」の意味で、
後者の例文は「指先であちこちを探る」の意味で使用しています。
以上が「弄るの読み方と意味、”いじる”と”ほうむる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど