さて日常的に使われるもので「市立」という言葉があります。
この市立に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
市立がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは市立の読み方と意味、「いちりつ」と「しりつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.市立の正しい読み方は「いちりつ」「しりつ」?
では市立の正しい読み方は、「いちりつ」「しりつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、市立の正しい読み方は「いちりつ」「しりつ」の両方になります。
市立の”市”は「いち」「し」と読むことができます。
ただ一般的には市立は「しりつ」と読むことが多く、「私立(しりつ)」と区別するときに、「市立(いちりつ)」という読み方をします。
また市立(いちりつ)のように「市(いち)」が用いられている言葉には、
「市場(いちば)・朝市(あさいち)・闇市(やみいち)・市座(いちざ)」などがあります。
市立(しりつ)のように「市(し)」が用いられている言葉には、
「市場(しじょう)・市況(しきょう)・市民(しみん)・市販(しはん)」などがあります。
次の章で市立の意味と類義語について解説していきます。
2.市立の意味と類義語について
では市立の意味と類義語について見ていきましょう。
まず市立は「市が設立し、運営・管理すること。また、その施設のこと」の意味として用いられています。
市立を用いた例文としては、「市立図書館に行く」や、
「私の母校は市立です」のような使い方で用いられています。
また市立の類義語としては、「私立(しりつ)・公立(こうりつ)・国立(こくりつ)・県立(けんりつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても市立と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「市立の読み方と意味、”いちりつ”と”しりつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 市立の正しい読み方は「いちりつ」「しりつ」の両方。
- 市立は「市が設立し、運営・管理すること。また、その施設のこと」の意味。
- 市立の類義語には、「私立・公立・国立・県立」などがある。