結論から言ってしまうと、雨水の正しい読み方は「うすい」「あまみず」の両方になります。
雨水の”雨”は「あめ」「あま」「う」、”水”は「みず」「すい」と読むことができます。
一般的には雨水は「あまみず」と読むことがほとんどです。
ただ雨水を「うすい」「あまみず」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また雨水(うすい)のように「雨(う)」が用いられている言葉には、
「雨滴(うてき)・降雨(こうう)・豪雨(ごうう)・梅雨(ばいう)」などがあります。
雨水(あまみず)のように「雨(あま)」が用いられている言葉には、
「雨樋(あまどい)・雨具(あまぐ)・雨足(あまあし)・雨蛙(あまがえる)」などがあります。
次の章で雨水の意味と類義語について解説していきます。
雨水(うすい)は「降る雨の水のこと。また、雨が降ってたまった水のこと/二十四節気のひとつ」の意味として用いられています。
二十四節気のひとつである雨水(うすい)は、現在の暦における2月18日・19日頃にあたります。
雨水を「うすい」と読むと上記のような意味になりますが、
「あまみず」と読むと「降る雨の水。また、雨が降ってたまった水」の意味のみとなります。
このように雨水は「うすい」「あまみず」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
雨水を用いた例文としては、「雨水を桶にためておく」や、
「もう少しで雨水(うすい)だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「降る雨の水。雨が降ってたまった水」の意味で、
後者の例文は「二十四節気のひとつ」の意味で使用しています。
また雨水の類義語としては、「降水(こうすい)・天水(てんすい)・雨足(あまあし)・雨滴(うてき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても雨水と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「雨水の読み方と意味、”うすい”と”あまみず”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>