さて日常的に使われるもので「荒野」という言葉があります。
この荒野に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
荒野がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは荒野の読み方と意味、「こうや」と「あらの」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.荒野の正しい読み方は「こうや」「あらの」?
では荒野の正しい読み方は、「こうや」「あらの」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、荒野の正しい読み方は「こうや」「あらの」「あれの」になります。
荒野の”荒”は「あら(い)」「あ(れる)」「こう」、”野”は「や」「の」と読むことができます。
ただ一般的には荒野は「こうや」と読むことが多いです。
また荒野(こうや)のように「荒(こう)」が用いられている言葉には、
「荒廃(こうはい)・荒天(こうてん)・凶荒(きょうこう)・荒涼(こうりょう)」などがあります。
荒野(あらの)のように「荒(あら)」が用いられている言葉には、
「荒海(あらうみ)・荒事(あらごと)・荒縄(あらなわ)・荒技(あらわざ)」などがあります。
荒野(あれの)のように「荒(あれ)」が用いられている言葉には、
「荒地(あれち)・荒屋(あれや)・荒地引(あれちひき)」などがあります。
次の章で荒野の意味と類義語について解説していきます。
2.荒野の意味と類義語について
では荒野の意味と類義語について見ていきましょう。
まず荒野は「荒れ果てた野原のこと」の意味として用いられています。
荒野を用いた例文としては、「荒野を開拓する」や、
「荒野が広がる」のような使い方で用いられています。
また荒野の類義語としては、「原野(げんや)・僻地(えきち)・砂原(さはら)・焼け野原」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても荒野と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「荒野の読み方と意味、”こうや”と”あらの”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 荒野の正しい読み方は「こうや」「あらの」「あれの」。
- 荒野は「荒れ果てた野原のこと」の意味。
- 荒野の類義語には、「原野・僻地・砂原・焼け野原」などがある。