さて日常的に使われるもので「艶姿」という言葉があります。
この艶姿に使用されている漢字(特に”艶”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは艶姿の読み方と意味、「あですがた」と「えんし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.艶姿の正しい読み方は「あですがた」「えんし」?
では艶姿の正しい読み方は、「あですがた」「えんし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、艶姿の正しい読み方は「あですがた」「えんし」の両方になります。
艶姿の”艶”は「あで(やか)」「つや」「えん」、”姿”は「すがた」「し」と読むことができます。
ただ一般的には艶姿は「あですがた」と読むことが多いです。
また艶姿(あですがた)のように「艶(あで)」が用いられている言葉は、艶姿の他には見つけることができませんでした。
艶姿(えんし)のように「艶(えん)」が用いられている言葉には、
「艶笑(えんしょう)・艶美(えんび)・艶然(えんぜん)・凄艶(せいえん)」などがあります。
次の章で艶姿の意味と類義語について解説していきます。
2.艶姿の意味と類義語について
では艶姿の意味と類義語について見ていきましょう。
まず艶姿は「女性の艶(あで)やかで美しい姿のこと」の意味として用いられています。
艶やかというのは、”華やかで美しいこと”です。
艶姿を用いた例文としては、「彼女の艶姿を見るために集まった」や、
「20歳の艶姿を披露する」のような使い方で用いられています。
また艶姿の類義語としては、「麗姿(れいし)・麗容(れいよう)・魔性(ましょう)・美貌(びぼう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても艶姿と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「艶姿の読み方と意味、”あですがた”と”えんし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 艶姿の正しい読み方は「あですがた」「えんし」の両方。
- 艶姿は「女性の艶やかで美しい姿のこと」の意味。
- 艶姿の類義語には、「麗姿・麗容・魔性・美貌」などがある。