仇(かたき)は「競争相手のこと/恨みがある相手のこと」の意味として用いられています。
仇を「かたき」と読むと上記のような意味になりますが、
「あだ」と読むと「恨みがある相手のこと/恨みのこと/害となるモノのこと」の意味となります。
このように仇は「かたき」「あだ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
仇を用いた例文としては、「恋仇(こいがたき)」や、
「仇を討つ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「競争相手のこと」の意味で、
後者の例文は「恨みがある相手」の意味で使用しています。
また仇の類義語としては、「怨敵(おんてき)・怨恨(えんこん)・遺恨(いこん)・敵手(てきしゅ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても仇と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「仇の読み方と意味、”かたき”と”あだ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど