さて日常的に使われるもので「秋味」という言葉があります。
この秋味に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
秋味がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは秋味の読み方と意味、「あきあじ」と「しゅうみ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.秋味の正しい読み方は「あきあじ」「しゅうみ」?
では秋味の正しい読み方は、「あきあじ」「しゅうみ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、秋味の正しい読み方は「あきあじ」になります。
秋味の”秋”は「あき」「しゅう」、”味”は「あじ」「み」と読むことができますが、秋味は「あきあじ」と読むのが正しく、「しゅうみ」と読むのは間違いです。
また秋味(あきあじ)のように「秋(あき)」が用いられている言葉には、
「秋楡(あきにれ)・秋日和(あきびより)・秋唐松(あきからまつ)」などがあります。
秋味(あきあじ)のように「味(あじ)」が用いられている言葉には、
「後味(あとあじ)・味見(あじみ)・味付け(あじつけ)・味加減(あじかげん)」などがあります。
次の章で秋味の意味と類義語について解説していきます。
2.秋味の意味と類義語について
では秋味の意味と類義語について見ていきましょう。
まず秋味は「秋に、産卵のために川を上る鮭(さけ)のこと/北海道・東北地方における鮭の別名のこと」の意味として用いられています。
秋味を用いた例文としては、「秋味が川を上る」や、
「北海道では鮭は秋味と言われる」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「秋に、産卵のために川を上る鮭」の意味で、
後者の例文は「北海道・東北地方における鮭の別名」の意味で使用しています。
また秋味の類義語としては、「初鮭(はつざけ)・入子鮭(いれこさけ)・内子鮭(いれこざけ)・サーモン」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても秋味と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「秋味の読み方と意味、”あきあじ”と”しゅうみ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 秋味の正しい読み方は「あきあじ」で、「しゅうみ」は間違い。
- 秋味は「秋に、産卵のために川を上る鮭のこと/北海道・東北地方における鮭の別名のこと」の意味。
- 秋味の類義語には、「初鮭・入子鮭・内子鮭・サーモン」などがある。