結論から言ってしまうと、古巣の正しい読み方は「ふるす」になります。
古巣の”古”は「ふる(い)」「こ」、”巣”は「す」「そう」と読むことができますが、古巣は「ふるす」と読むのが正しく、「こそう」と読むのは間違いです。
また古巣(ふるす)のように「古(ふる)」が用いられている言葉には、
「古株(ふるかぶ)・古手(ふるて)・古着(ふるぎ)・古兵(ふるつわもの)」などがあります。
古巣(ふるす)のように「巣(す)」が用いられている言葉には、
「懸巣(かけす)・巣鴨(すがも)・巣山(すやま)・巣箱(すばこ)」などがあります。
次の章で古巣の意味と類義語について解説していきます。
古巣は「年数を経(へ)た巣のこと/以前に住んだり、勤めていた場所のこと」の意味として用いられています。
古巣を用いた例文としては、「あそこに鳥の古巣がある」や、「古巣が懐かしい」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「年数を経た巣」の意味で、後者の例文は「以前に住んだり、勤めていた場所」の意味で使用しています。
また古巣の類義語としては、「旧宅(きゅうたく)・旧居(きゅうきょ)・空き家(あきや)・生家(せいか)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても古巣と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「古巣の読み方と意味、”ふるす”と”こそう”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>