このページでは法度の読み方と意味、「はっと」と「ほうど」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.法度の正しい読み方は「はっと」「ほうど」?

 

結論から言ってしまうと、法度の正しい読み方は「はっと」になります

 

法度の”法”は「ほう」「はっ」、”度”は「たび」「ど」「と」と読むことができますが、法度は「はっと」と読むのが正しく、「ほうど」と読むのは間違いです

 

 

 

また法度(はっと)のように「法(はっ)」が用いられている言葉には、
「法被(はっぴ)・御法度(ごはっと)」しか見つけることができませんでした。

 

法度(はっと)のように「度(と)」が用いられている言葉は、「御法度(ごはっと)」しか見つけることができませんでした。

 

 

次の章で法度の意味と類義語について解説していきます。

 

2.法度の意味と類義語について

 

法度は「掟(おきて)。法律のこと/禁止されている事柄のこと」の意味として用いられています。

 

 

法度を用いた例文としては、「武家諸法度の改定」や、
「無断欠席は御法度だ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「掟。法律のこと」の意味で、
後者の例文は「禁止されている事柄のこと」の意味で使用しています。

 

 

 

また法度の類義語としては、「心得(こころえ)・禁令(きんれい)・戒律(かいりつ)・ルール」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても法度と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「法度の読み方と意味、”はっと”と”ほうど”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 法度の正しい読み方は「はっと」で、「ほうど」は間違い。
  • 法度は「掟。法律のこと/禁止されている事柄のこと」の意味。
  • 法度の類義語には、「心得・禁令・戒律・ルール」などがある。

 

 

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