結論から言ってしまうと、庇の正しい読み方は「ひさし」「ひ」の両方になります。
これは”庇”という字の訓読みと音読みでの読み方で、
訓読みでは「ひさし」と読むことができ、音読みでは「ひ」と読むことができます。
ですので庇は「ひさし」「ひ」の両方の読み方が正しいです。
次の章で庇の意味について解説していきます。
庇は「建物の窓・出入口・縁側(えんがわ)などの上部に出ている小屋根のこと/寝殿造りで、母屋の周りの細長い部屋のこと/帽子のつばのこと」の意味として用いられています。
似ているものに軒(のき)がありますが、軒は”屋根の下端で、建物の壁面より外に出ている部分のこと”を指します。
ちなみに縁側は、庇だけでなく軒(のき)を屋根代わりにしているものも多いため覚えておきましょう。
庇を用いた例文としては、「庇から雨水が落ちてくる」や、「帽子の庇をつかむ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「建物の窓・出入口・縁側などの上部に出ている小屋根のこと」の意味で、後者の例文は「帽子のつばのこと」の意味で使用しています。
以上が「庇の読み方と意味、”ひさし”と”ひ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど