さて日常的に使われるもので「象牙」という言葉があります。
この象牙に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
象牙がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは象牙の読み方と意味、「ぞうげ」と「ぞうが」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.象牙の正しい読み方は「ぞうげ」「ぞうが」?
では象牙の正しい読み方は、「ぞうげ」「ぞうが」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、象牙の正しい読み方は「ぞうげ」になります。
象牙の”牙”は「きば」「が」「げ」と読むことができますが、
象牙は「ぞうげ」と読むのが正しく、「ぞうが」と読むのは間違いです。
また象牙(ぞうげ)のように「象(ぞう)」が用いられている言葉には、
「象嵌(ぞうがん)・象眼(ぞうがん)・象著(ぞうちょ)・象牙色(ぞうげいろ)」などがあります。
象牙(ぞうげ)のように「牙(げ)」が用いられている言葉には、
「牙軸(げじく)・牙彫(げぼり)・仏牙(ぶつげ)」があります。
次の章で象牙の意味と類義語について解説していきます。
2.象牙の意味と類義語について
では象牙の意味と類義語について見ていきましょう。
まず象牙は「象の牙のこと」の意味として用いられています。
象牙は適度な硬さをもつため、彫刻や工芸の材として重宝(ちょうほう)されています。
また象牙の類義語としては、「アイボリー・爪牙(そうが)・犬歯(けんし)・毒牙(どくが)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても象牙と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「象牙の読み方と意味、”ぞうげ”と”ぞうが”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 象牙の正しい読み方は「ぞうげ」で、「ぞうが」は間違い。
- 象牙は「象の牙のこと」の意味。
- 象牙の類義語には、「アイボリー・爪牙・犬歯・毒牙」などがある。