さて日常的に使われるもので「最期」という言葉があります。
この最期に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
最期がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは最期の読み方と意味、「さいご」と「さいき」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.最期の正しい読み方は「さいご」「さいき」?
では最期の正しい読み方は、「さいご」「さいき」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、最期の正しい読み方は「さいご」になります。
最期の”期”は「き」「ご」と読むことができますが、最期は「さいご」と読むのが正しく、「さいき」と読むのは間違いです。
また最期(さいご)のように「最(さい)」が用いられている言葉には、
「最後(さいご)・最速(さいそく)・最善(さいぜん)・最適(さいてき)」などがあります。
最期(さいご)のように「期(ご)」が用いられている言葉には、
「一期(いちご)・末期(まつご)・合期(ごうご)」などがあります。
次の章で最期の意味と類義語について解説していきます。
2.最期の意味と類義語について
では最期の意味と類義語について見ていきましょう。
まず最期は「命の終わるとき。死に際のこと」の意味として用いられています。
最期を用いた例文としては、「最期を告げる」や、
「立派な最期だった」のような使い方で用いられています。
また最期の類義語としては、「他界(たかい)・逝去(せいきょ)・致命(ちめい)・仏滅(ぶつめつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても最期と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「最期の読み方と意味、”さいご”と”さいき”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 最期の正しい読み方は「さいご」で、「さいき」は間違い。
- 最期は「命の終わるとき。死に際のこと」の意味。
- 最期の類義語には、「他界・逝去・致命・仏滅」などがある。