さて日常的に使われるもので「穿つ」という言葉があります。
この穿つに使用されている漢字は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは穿つの読み方と意味、「うがつ」と「あがつ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.穿つの正しい読み方は「うがつ」「あがつ」?
では穿つの正しい読み方は、「うがつ」「あがつ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、穿つの正しい読み方は「うがつ」になります。
穿つの”穿”は「うが(つ)」「ほじ(る)」「せん」と読むことはできますが、
「あが(つ)」と読むことはできないので、穿つを「あがつ」と読むのは間違いです。
ちなみに「あがつ」という言葉は存在しないため注意が必要です。
次の章で穿つの意味と類義語について解説していきます。
2.穿つの意味と類義語について
では穿つの意味と類義語について見ていきましょう。
まず穿つは「穴をあけること/普通では気付かない人間の本性などを捉えること/袴(はかま)や履物を履くこと」の意味として用いられています。
穿つを用いた例文としては、「岩をも穿つ」や、
「穿った見方をする」のような使い方で用いられています。
前者も例文は「穴をあけること」の意味で、後者の例文は「普通では気付かない人間の本性などを捉えること」の意味で使用しています。
また穿つの類義語としては、「掘削(くっさく)・発掘(はっくつ)・貫く(つらぬく)・抉る(えぐる)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても穿つと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「穿つの読み方と意味、”うがつ”と”あがつ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 穿つの正しい読み方は「うがつ」で、「あがつ」は間違い。
- 穿つは「穴をあけること/普通では気付かない人間の本性などを捉えること/袴や履物を履くこと」の意味。
- 穿つの類義語には、「掘削・発掘・貫く・抉る」などがある。