結論から言ってしまうと、暇の正しい読み方は「いとま」「ひま」の両方になります。
これはどちらも”暇”という字における訓読みでの読み方で、
訓読みでは「いとま」「ひま」と読むことができ、音読みでは「か」と読むことができます。
ですので暇は「いとま」「ひま」の両方の読み方が正しいです。
ただ暇を「いとま」「ひま」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で暇の意味について解説していきます。
暇(いとま)は「用事のないこと/休暇/職をやめること/別れ去ること」の意味として用いられています。
暇を「いとま」と読むと上記のような意味になりますが、「ひま」と読むと「することがなく、手のあいている時間/あることをするのに必要な時間/休暇/夫婦などの縁を切ること」の意味となります。
このように暇は「いとま」「ひま」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
暇を用いた例文としては、「休む暇(ひま)もない」や、
「暇(いとま)を取る」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「することがなく、手のあいている時間」の意味で、
後者の例文は「職をやめること」の意味で使用しています。
以上が「暇の読み方と意味、”いとま”と”ひま”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど