さて日常的に使われるもので「戦く」という言葉があります。
この戦くに用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
戦くがどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは戦くの読み方と意味、「おののく」と「ふためく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.戦くの正しい読み方は「おののく」「ふためく」?
では戦くの正しい読み方は、「おののく」「ふためく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、戦くの正しい読み方は「おののく」になります。
戦くの”戦”は「たたか(う)」「おのの(く)」「せん」と読むことはできますが、「ふため(く)」と読むことはできないので、戦くを「ふためく」と読むのは間違いです。
ちなみに「ふためく」という言葉自体は存在しますが、「ふためく」についての漢字表記はなく、ひらがなで書き表されます。
次の章で戦くの意味と類義語について解説していきます。
2.戦くの意味と類義語について
では戦くの意味と類義語について見ていきましょう。
まず戦くは「寒さ・恐怖などで体が震えること」の意味として用いられています。
戦くを用いた例文としては、「それを見て恐れ戦く」や、
「あまりの恐怖に戦く」のような使い方で用いられています。
また戦くの類義語としては、「身震い(みぶるい)・武者震い(むしゃぶるい)・戦慄(せんりつ)・震動(しんどう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても戦くと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「戦くの読み方と意味、”おののく”と”ふためく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 戦くの正しい読み方は「おののく」で、「ふためく」は間違い。
- 戦くは「寒さ・恐怖などで体が震えること」の意味。
- 戦くの類義語には、「身震い・武者震い・戦慄・震動」などがある。