結論から言ってしまうと、強ちの正しい読み方は「あながち」になります。
強ちの”強”は「つよ(い)」「あなが(ち)」「きょう」と読むことはできますが、
「すなわ(ち)」と読むことはできないので、強ちを「すなわち」と読むのは間違いです。
「すなわち」というのは、”即ち”と書き表されるため注意が必要です。
次の章で強ちの意味と類義語について解説していきます。
強ちは「必ずしも/あまりに強引。身勝手であるさま/必要以上に」の意味として用いられています。
強ちを用いた例文としては、「強ち間違いだとは言えない」や、
「強ち嘘だとは言えない」のような使い方で用いられています。
強ちは一般的には前者の意味で使われることが多く、どちらの例文も「必ずしも」の意味で使用しています。
また強ちの類義語としては、「満更(まんざら)・一概(いちがい)・必然(ひつぜん)・確実(かくじつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても強ちと意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「強ちの読み方と意味、”あながち”と”すなわち”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>