このページでは生糸の読み方と意味、「きいと」と「せいし」どちらが正しいのかを解説しています。

結論から言ってしまうと、生糸の正しい読み方は「きいと」になります。

生糸の”生”は「い（きる）」「き」「せい」「しょう」、”糸”は「いと」「し」と読むことができますが、生糸は「きいと」と読むのが正しく、「せいし」と読むのは間違いです。

また生糸（きいと）のように「生（き）」が用いられている言葉には、
「生絹（きぎぬ）・生漆（きうるし）・生地（きじ）・生娘（きむすめ）」などがあります。

生糸（きいと）のように「糸（いと）」が用いられている言葉には、
「糸口（いとぐち）・糸目（いとめ）・糸屑（いとくず）・凧糸（たこいと）」などがあります。

次の章で生糸の意味と類義語について解説していきます。

※上は蚕の繭の写真

生糸は「蚕（かいこ）の繭（まゆ）から取った、まだ精練していない糸のこと」の意味として用いられています。

生糸を用いた例文としては、「蚕から生糸を取る」や、
「生糸の生産は順調だ」のような使い方で用いられています。

また生糸の類義語としては、「蚕糸（さんし）・毛糸（けいと）・綿糸（めんし）・絹糸（きぬいと）」などの言葉が挙げられます。

どの言葉についても生糸と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

以上が「生糸の読み方と意味、”きいと”と”せいし”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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