さて日常的に使われるもので「楽屋」という言葉があります。
この楽屋に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
楽屋がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは楽屋の読み方と意味、「らくや」と「がくや」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.楽屋の正しい読み方は「らくや」「がくや」?
では楽屋の正しい読み方は、「らくや」「がくや」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、楽屋の正しい読み方は「がくや」になります。
楽屋の”楽”は「たの(しい)」「がく」「らく」と読むことができますが、
楽屋は「がくや」と読むのが正しく、「らくや」と読むのは間違いです。
また楽屋(がくや)のように「楽(がく)」が用いられている言葉には、
「音楽(おんがく)・楽団(がくだん)・楽劇(がくげき)・楽譜(がくふ)」などがあります。
楽屋(がくや)のように「屋(や)」が用いられている言葉には、
「床屋(とこや)・問屋(とんや)・部屋(へや)・屋敷(やしき)」などがあります。
次の章で楽屋の意味と類義語について解説していきます。
2.楽屋の意味と類義語について
では楽屋の意味と類義語について見ていきましょう。
まず楽屋は「劇場などで出演者が準備・休息する部屋のこと/物事の裏面・内情のこと」の意味として用いられています。
楽屋を用いた例文としては、「ここが彼の楽屋だ」や、
「楽屋話をする」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「劇場などで出演者が準備・休息する部屋」の意味で、後者の例文は「物事の裏面・内情」の意味で使用しています。
また楽屋の類義語としては、「控室(ひかえしつ)・屯所(とんしょ)・ロビー・ラウンジ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても楽屋と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「楽屋の読み方と意味、”らくや”と”がくや”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 楽屋の正しい読み方は「がくや」で、「らくや」は間違い。
- 楽屋は「劇場などで出演者が準備・休息する部屋のこと/物事の裏面・内情のこと」の意味。
- 楽屋の類義語には、「控室・屯所・ロビー・ラウンジ」などがある。