結論から言ってしまうと、乾物の正しい読み方は「ひもの」「かんぶつ」の両方になります。
乾物の”乾”は「かわ(く)」「ひ」「かん」、”物”は「もの」「ぶつ」「もつ」と読むことができます。
一般的には乾物は「かんぶつ」と読むことがほとんどで、「ひもの」は”干物”と書き表されることが多いです。
ただ乾物を「ひもの」「かんぶつ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で乾物の意味について解説していきます。
乾物(ひもの)は「乾燥させた魚介類(魚・貝など)の総称のこと」の意味として用いられています。
一般的に魚介類を乾燥させた食品は乾物ではなく、「干物(ひもの)」と書き表されることが多いです。
乾物を「ひもの」と読むと上記のような意味になりますが、「かんぶつ」と読むと「干からびたもの/乾燥させた食品の総称」の意味となります。
なので「ひもの」と「かんぶつ」の違いは、「ひもの」は”魚介類のみ”を乾燥させたものを指し、「かんぶつ」は”魚介類を含めたすべての食品”を乾燥させたものを指す言葉ということです。
このように乾物は「ひもの」「かんぶつ」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
以上が「乾物の読み方と意味、”ひもの”と”かんぶつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど