さて日常的に使われるもので「傍目」という言葉があります。
この傍目に使用されている漢字(特に”傍”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは傍目の読み方と意味、「そばめ」と「はため」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.傍目の正しい読み方は「そばめ」「はため」?
では傍目の正しい読み方は、「そばめ」「はため」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、傍目の正しい読み方は「はため」になります。
傍目の”傍”は「そば」「はた」と読むことができますが、
傍目は「はため」と読むのが正しく、「そばめ」と読むのは間違いです。
また傍目(はため)のように「傍(はた)」が用いられている言葉は、
傍目の他には「傍迷惑(はためいわく)」しか見つけることができませんでした。
傍目(はため)のように「目(め)」が用いられている言葉には、
「後目(あとめ)・糸目(いとめ)・裏目(うらめ)・粗目(ざらめ)」などがあります。
次の章で傍目の意味と類義語について解説していきます。
2.傍目の意味と類義語について
では傍目の意味と類義語について見ていきましょう。
まず傍目は「当事者以外の人が傍(そば)から見た感じ。他人から見た感じのこと」の意味として用いられています。
傍目を用いた例文としては、「傍目から見ると変な人だ」や、
「傍目には分からないような違い」のような使い方で用いられています。
また傍目の類義語としては、「傍観(ぼうかん)・座視(ざし)・目撃(もくげき)・静観(せいかん)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても傍目と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「傍目の読み方と意味、”そばめ”と”はため”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 傍目の正しい読み方は「はため」で、「そばめ」は間違い。
- 傍目は「当事者以外の人が傍から見た感じ。他人から見た感じのこと」の意味。
- 傍目の類義語には、「傍観・座視・目撃・静観」などがある。