初産の読み方と意味、「しょさん」と「ういざん」正しいのは？

このページでは初産の読み方と意味、「しょさん」と「ういざん」どちらが正しいのかを解説しています。

１．初産の正しい読み方は「しょさん」「ういざん」？

結論から言ってしまうと、初産の正しい読み方は「しょさん」「しょざん」「ういざん」「はつざん」になります。

初産の”初”は「はつ」「うい」「しょ」、”産”は「う（む）」「さん」と読むことができます。

一般的には初産は「ういざん」と読むことが多いです。

また”産”の読み方は「さん」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ざん」という読み方をすることはできません。

初産のように「しょさん」「ういさん」「はつさん」ではなく、「しょざん」「ういざん」「はつざん」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

初産であれば、初（しょ・うい・はつ）＋産（さん）なので、産（後ろの語）の語頭である清音の”さ”が濁音の”ざ”に変化します。

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

ですが日本語では連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

次の章で初産の意味について解説していきます。

初産は「初めて子供を出産すること」の意味として用いられています。

初産を用いた例文としては、「初産で男の子を産んだ」や、
「彼女は今回が初産になる」のような使い方で用いられています。

以上が「初産の読み方と意味、”しょさん”と”ういざん”正しいのは？」でした。

これまで説明したことをまとめますと、