このページでは戸籍の読み方と意味、「こせき」と「とせき」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.戸籍の正しい読み方は「こせき」「とせき」?

 

結論から言ってしまうと、戸籍の正しい読み方は「こせき」になります

 

戸籍の”戸”は「と」「こ」と読むことができますが、戸籍は「こせき」と読むのが正しく、「とせき」と読むのは間違いです。

 

 

 

また戸籍(こせき)のように「戸(こ)」が用いられている言葉には、
「各戸(かっこ)・戸外(こがい)・戸主(こしゅ)・下戸(げこ)」などがあります。

 

戸籍(こせき)のように「籍(せき)」が用いられている言葉には、
「移籍(いせき)・国籍(こくせき)・在籍(ざいせき)・除籍(じょせき)」などがあります。

 

 

次の章で戸籍の意味と類義語について解説していきます。

 

2.戸籍の意味と類義語について

 

戸籍は「国民各自の本籍・氏名・生年月日・親族との身分関係などが記載された公文書のこと」の意味として用いられています。

 

戸籍は本籍地のある市町村に置かれていて、”戸籍抄本(しょうほん)”と”戸籍謄本(とうほん)”があります。

 

 

戸籍抄本は”請求者が指定した一部の人の戸籍だけを写した文書”で、
戸籍謄本は”戸籍に入っている全員の戸籍を写した文書”のことを指しています

 

 

 

戸籍を用いた例文としては、「彼の戸籍を調べる」や、
「新しい戸籍を作る」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また戸籍の類義語としては、「本籍(ほんせき)・原籍(げんせき)・住民票(じゅうみんひょう)・入籍(にゅうせき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても戸籍と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「戸籍の読み方と意味、”こせき”と”とせき”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 戸籍の正しい読み方は「こせき」で、「とせき」は間違い。
  • 戸籍は「国民各自の本籍・氏名・生年月日・親族との身分関係などが記載された公文書のこと」の意味。
  • 戸籍の類義語には、「本籍・原籍・住民票・入籍」などがある。

 

 

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