さて日常的に使われるもので「人気」という言葉があります。
この人気に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
人気がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは人気の読み方と意味、「にんき」と「ひとけ」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.人気の正しい読み方は「にんき」「ひとけ」?
では人気の正しい読み方は、「にんき」「ひとけ」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、人気の正しい読み方は「にんき」「ひとけ」の両方になります。
人気の”人”は「ひと」「にん」「じん」、”気”は「き」「け」と読むことができます。
ただ人気を「にんき」「ひとけ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
(次の章でそれぞれの意味について解説していきます)
また人気(ひとけ)のように「人(ひと)」が用いられている言葉には、
「人影(ひとかげ)・人柄(ひとがら)・人質(ひとじち)・人目(ひとめ)」などがあります。
人気(ひとけ)のように「気(け)」が用いられている言葉には、
「呆気(あっけ)・嫌気(いやけ)・寒気(さむけ)・気配(けはい)」などがあります。
次の章で人気の意味と類義語について解説していきます。
2.人気の意味と類義語について
では人気の意味と類義語について見ていきましょう。
まず人気(にんき)は「世間から好意を持って受け入れられる度合いのこと/その土地の気風のこと」の意味として用いられています。
人気を「にんき」と読むと上記のような意味になりますが、
「ひとけ」と読むと「人のいる気配のこと」の意味となります。
このように人気は「にんき」「ひとけ」のどちらで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
人気を用いた例文としては、「彼は人気(にんき)がある」や、
「人気(ひとけ)のない路地」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「世間から好意を持って受け入れられる度合い」の意味で、後者の例文は「人のいる気配のこと」の意味で使用しています。
また人気(にんき)の類義語としては、「評判(ひょうばん)・魅力(みりょく)・敬愛(けいあい)・好評(こうひょう)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても人気と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「人気の読み方と意味、”にんき”と”ひとけ”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 人気の正しい読み方は「にんき」「ひとけ」の両方。
- 人気(にんき)は「世間から好意を持って受け入れられる度合いのこと/その土地の気風のこと」の意味。
- 人気(ひとけ)は「人のいる気配のこと」の意味。
- 人気(にんき)の類義語には、「評判・魅力・敬愛・好評」などがある。