さて日常的に使われるもので「椅子」という言葉があります。
この椅子に使用されている漢字(特に”椅”)は普段あまり見ることはなく、
どのような読み方なのか分からないという人も多いですよね。
そこでこのページでは椅子の読み方と意味、「いす」と「きし」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.椅子の正しい読み方は「いす」「きし」?
では椅子の正しい読み方は、「いす」「きし」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、椅子の正しい読み方は「いす」になります。
椅子の”椅”は「い」、”子”は「こ」「し」「す」と読むことはできますが、
”椅”は「き」と読むことはできず、椅子を「きし」と読むのは間違いです。
また椅子(いす)のように「椅(い)」が用いられている言葉は、椅子の他に見つけることはできませんでした。
椅子(いす)のように「子(す)」が用いられている言葉には、
「様子(ようす)・払子(ほっす)・緞子(どんす)・刀子(とうす)」などがあります。
次の章で椅子の意味と類義語について解説していきます。
2.椅子の意味と類義語について
では椅子の意味と類義語について見ていきましょう。
まず椅子は「腰を掛ける道具のこと/地位のこと」の意味として用いられています。
椅子を用いた例文としては、「椅子に腰掛ける」や、
「幹部の椅子を狙っている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「腰を掛ける道具のこと」の意味で、
後者の例文は「地位のこと」の意味で使用しています。
また椅子の類義語としては、「腰掛(こしかけ)・台座(だいざ)・王座(おうざ)・座席(ざせき)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても椅子と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「椅子の読み方と意味、”いす”と”きし”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 椅子の正しい読み方は「いす」で、「きし」は間違い。
- 椅子は「腰を掛ける道具のこと/地位のこと」の意味。
- 椅子の類義語には、「腰掛・台座・王座・座席」などがある。