さて日常的に使われるもので「解毒」という言葉があります。
この解毒に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
解毒がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは解毒の読み方と意味、「かいどく」と「げどく」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.解毒の正しい読み方は「かいどく」「げどく」?
では解毒の正しい読み方は、「かいどく」「げどく」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、解毒の正しい読み方は「げどく」になります。
解毒の”解”は「と(く)」「かい」「げ」と読むことができますが、
解毒は「げどく」と読むのが正しく、「かいどく」と読むのは間違いです。
また解毒(げどく)のように「解(げ)」が用いられている言葉には、
「解脱(げだつ)・解熱(げねつ)・解夏(げげ)・解行(げぎょう)」などがあります。
解毒(げどく)のように「毒(どく)」が用いられている言葉には、
「中毒(ちゅうどく)・鉱毒(こうどく)・毒物(どくぶつ)・毒牙(どくが)」などがあります。
次の章で解毒の意味と類義語について解説していきます。
2.解毒の意味と類義語について
では解毒の意味と類義語について見ていきましょう。
まず解毒は「体内に入った毒の作用を消し去ること」の意味として用いられています。
なので解毒剤というのは、”体内に入った毒の作用を消し去る薬のこと”を言います。
解毒を用いた例文としては、「病院で解毒してもらう」や、
「この薬には解毒作用がある」のような使い方で用いられています。
また解毒の類義語としては、「浄化(じょうか)・濾過(ろか)・中和(ちゅうわ)・デトックス」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても解毒と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「解毒の読み方と意味、”かいどく”と”げどく”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 解毒の正しい読み方は「げどく」で、「かいどく」は間違い。
- 解毒は「体内に入った毒の作用を消し去ること」の意味。
- 解毒の類義語には、「浄化・濾過・中和・デトックス」などがある。