このページでは早乙女の読み方と意味、「さおとめ」と「そうおつじょ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.早乙女の正しい読み方は「さおとめ」「そうおつじょ」?

 

結論から言ってしまうと、早乙女の正しい読み方は「さおとめ」になります

 

早乙女の”早”は「はや(い)」「そう」「さ」、”乙”は「おつ」「おと」、”女”は「おんな」「じょ」「め」と読むことができますが、早乙女は「さおとめ」と読むのが正しく、「そうおつじょ」と読むのは間違いです。

 

 

 

また早乙女(さおとめ)のように「早(さ)」が用いられている言葉には、
「早苗(さなえ)・早桃(さもも)・早蕨(さわらび)・早速(さそく・さっそく)」などがあります。

 

早乙女(さおとめ)のように「乙(おと)」が用いられている言葉には、
「乙子(おとご)・乙姫(おとひめ)・乙矢(おとや)」があります。

 

早乙女(さおとめ)のように「女(め)」が用いられている言葉には、
「女滝(めだき)・女木(めぎ)・山女(やまめ)・女神(めがみ)」などがあります。

 

 

次の章で早乙女の意味について解説していきます。

 

2.早乙女の意味について

 

早乙女は「田植えをする女性のこと/乙女。少女のこと」の意味として用いられています。

 

 

早乙女を用いた例文としては、「彼女は早乙女の格好をしている」や、「早乙女が田植えをしている」のような使い方で用いられています。

 

 

 

また早乙女の類義語としては、「乙姫(おとひめ)・小町(こまち)・子女(しじょ)・婦人(ふじん)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても早乙女と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「早乙女の読み方と意味、”さおとめ”と”そうおつじょ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 早乙女の正しい読み方は「さおとめ」で、「そうおつじょ」は間違い。
  • 早乙女は「田植えをする女性のこと/乙女。少女のこと」の意味。
  • 早乙女の類義語には、「乙姫・小町・子女・婦人」などがある。

 

 

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