さて日常的に使われるもので「好事家」という言葉があります。
この好事家に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
好事家がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは好事家の読み方と意味、「こうずか」と「こうじか」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.好事家の正しい読み方は「こうずか」「こうじか」?
では好事家の正しい読み方は、「こうずか」「こうじか」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、好事家の正しい読み方は「こうずか」になります。
好事家の”事”は「こと」「じ」「ず」と読むことができますが、
好事家は「こうずか」と読むのが正しく、「こうじか」と読むのは間違いです。
また好事家(こうずか)のように「事(ず)」が用いられている言葉は、「好事(こうず)」しか見つけることができませんでした。
次の章で好事家の意味と類義語について解説していきます。
2.好事家の意味と類義語について
では好事家の意味と類義語について見ていきましょう。
まず好事家は「変わった物事に興味を持つ人。物好きな人のこと/風流を好む人のこと」の意味として用いられています。
好事家を用いた例文としては、「一部の好事家の間で流行している」や、
「好事家が外で茶を点(た)てることもある」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「変わった物事に興味を持つ人。物好きな人のこと」の意味で、後者の例文は「風流を好む人のこと」の意味で使用しています。
また好事家の類義語としては、「酔狂(すいきょう)・好尚(こうしょう)・嗜好(しこう)・道楽(どうらく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても好事家と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「好事家の読み方と意味、”こうずか”と”こうじか”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 好事家の正しい読み方は「こうずか」で、「こうじか」は間違い。
- 好事家は「変わった物事に興味を持つ人。物好きな人のこと/風流を好む人のこと」の意味。
- 好事家の類義語には、「酔狂・好尚・嗜好・道楽」などがある。