さて日常的に使われるもので「身形」という言葉があります。
この身形に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
身形がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。
そこでこのページでは身形の読み方と意味、「みなり」と「しんけい」どちらが正しいのかを解説します。
どうぞご覧ください。
1.身形の正しい読み方は「みなり」「しんけい」?
では身形の正しい読み方は、「みなり」「しんけい」どちらなのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、身形の正しい読み方は「みなり」になります。
身形の”身”は「み」「しん」、”形”は「かたち」「けい」「なり」と読むことができますが、身形は「みなり」と読むのが正しく、「しんけい」と読むのは間違いです。
また身形(みなり)のように「身(み)」が用いられている言葉には、
「身内(みうち)・肩身(かたみ)・身軽(みがる)・身近(みじか)」などがあります。
身形(みなり)のように「形(なり)」が用いられている言葉には、
「歪形(いびつなり)・鉤形(かぎなり)・杉形(すぎなり)・道形(みちなり)」などがあります。
次の章で身形の意味と類義語について解説していきます。
2.身形の意味と類義語について
では身形の意味と類義語について見ていきましょう。
まず身形は「衣服を着た姿のこと/体つきのこと」の意味として用いられています。
身形を用いた例文としては、「彼女はお金持ちのような身形だ」や、
「彼はラグビーに向いている身形だ」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「衣服を着た姿のこと」の意味で、
後者の例文は「体つきのこと」の意味で使用しています。
また身形の類義語としては、「装い(よそおい)・格好(かっこう)・風貌(ふうぼう)・風格(ふうかく)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても身形と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「身形の読み方と意味、”みなり”と”しんけい”正しいのは?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 身形の正しい読み方は「みなり」で、「しんけい」は間違い。
- 身形は「衣服を着た姿のこと/体つきのこと」の意味。
- 身形の類義語には、「装い・格好・風貌・風格」などがある。