結論から言ってしまうと、嫌気の正しい読み方は「いやけ」「けんき」「いやき」になります。
嫌気の”嫌”は「いや」「けん」、”気”は「き」「け」と読むことができます。
一般的には嫌気は「いやけ」と読むことが多いです。
ただ嫌気を「いやけ」「けんき」「いやき」のどれで読むかによって、意味が異なるので注意が必要です。
次の章で嫌気の意味について解説していきます。
嫌気(いやけ)は「嫌だと思う気持ちのこと」の意味として用いられています。
嫌気を「いやけ」と読むと上記のような意味になりますが、
「いやき」「けんき」と読むとそれぞれ下記のような意味となります。
「いやき」は「嫌だと思う気持ち/株の相場が思う通りに動かず、人気が落ちること」の意味で、「けんき」は「生物学で、呼吸に酸素を必要としないこと」の意味となります。
ただ嫌気を「けんき」と読むときは単体で使われることは少なく、
”嫌気性(けんきせい)”のように性質を表すときに使われることがほとんどです。
このように嫌気を「いやけ」「いやき」「けんき」のどれで読むかによって、意味が異なるので覚えておきましょう。
嫌気を用いた例文としては、「嫌気(いやき)売り」や、「嫌気(けんき)性生物に分類されている」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「株の相場が思う通りに動かず、人気が落ちること」の意味で、後者の例文は「生物学で、呼吸に酸素を必要としないこと」の意味で使用しています。
以上が「嫌気の読み方と意味、”いやけ”と”けんき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど