結論から言ってしまうと、久遠の正しい読み方は「くおん」「きゅうえん」の両方になります。
久遠の”久”は「ひさ(しい)」「きゅう」「く」、”遠”は「とお(い)」「えん」「おん」と読むことができます。
ただ一般的には久遠は「くおん」と読むことがほとんどです。
また久遠(くおん)のように「久(く)」が用いられている言葉には、
「久米(くめ)・久保(くぼ)・多久(たく)・円久(えんく)」などがあります。
久遠(くおん)のように「遠(おん)」が用いられている言葉には、
「遠忌(おんき)・遠志(おんじ)・遠流(おんる)・遠離(おんり)」などがあります。
次の章で久遠の意味と類義語について解説していきます。
久遠は「時間が無限であること/遠い昔。または遠い未来のこと」の意味として用いられています。
久遠を用いた例文としては、「久遠の寿命を持つ」や、
「久遠を予想することはできない」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「時間が無限であること」の意味で、
後者の例文は「遠い未来のこと」の意味で使用しています。
また久遠の類義語としては、「永世(えいせい)・不朽(ふきゅう)・永遠(えいえん)・不滅(ふめつ)」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても久遠と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「久遠の読み方と意味、”くおん”と”きゅうえん”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど