結論から言ってしまうと、元祖の正しい読み方は「がんそ」になります。
元祖の”元”は「もと」「げん」「がん」と読むことができますが、
元祖は「がんそ」と読むのが正しく、「げんそ」と読むのは間違いです。
また元祖(がんそ)のように「元(がん)」が用いられている言葉には、
「元金(がんきん)・元旦(がんたん)・元本(がんぽん)・元来(がんらい)」などがあります。
元祖(がんそ)のように「祖(そ)」が用いられている言葉には、
「開祖(かいそ)・教祖(きょうそ)・始祖(しそ)・祖国(そこく)」などがあります。
次の章で元祖の意味と類義語について解説していきます。
元祖は「ある物事を最初に始めた人。物事の始まりのこと/一家系の最初の人のこと」の意味として用いられています。
元祖を用いた例文としては、「ここがラーメン屋の元祖と言われている」や、「写真の人がこの家系の元祖です」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「物事の始まり」の意味で、後者の例文は「一家系の最初の人」の意味で使用しています。
また元祖の類義語としては、「始祖(しそ)・開祖(かいそ)・先人(せんじん)・ルーツ」などの言葉が挙げられます。
どの言葉についても元祖と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。
以上が「元祖の読み方と意味、”がんそ”と”げんそ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
<読み間違えやすい漢字の一覧>
<難読漢字の一覧(偏)>