このページでは元祖の読み方と意味、「がんそ」と「げんそ」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.元祖の正しい読み方は「がんそ」「げんそ」?

 

結論から言ってしまうと、元祖の正しい読み方は「がんそ」になります

 

元祖の”元”は「もと」「げん」「がん」と読むことができますが、
元祖は「がんそ」と読むのが正しく、「げんそ」と読むのは間違いです

 

 

 

また元祖(がんそ)のように「元(がん)」が用いられている言葉には、
「元金(がんきん)・元旦(がんたん)・元本(がんぽん)・元来(がんらい)」などがあります。

 

元祖(がんそ)のように「祖(そ)」が用いられている言葉には、
「開祖(かいそ)・教祖(きょうそ)・始祖(しそ)・祖国(そこく)」などがあります。

 

 

次の章で元祖の意味と類義語について解説していきます。

 

2.元祖の意味と類義語について

 

元祖は「ある物事を最初に始めた人。物事の始まりのこと/一家系の最初の人のこと」の意味として用いられています。

 

 

元祖を用いた例文としては、「ここがラーメン屋の元祖と言われている」や、「写真の人がこの家系の元祖です」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「物事の始まり」の意味で、後者の例文は「一家系の最初の人」の意味で使用しています。

 

 

 

また元祖の類義語としては、「始祖(しそ)・開祖(かいそ)・先人(せんじん)・ルーツ」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても元祖と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

 

以上が「元祖の読み方と意味、”がんそ”と”げんそ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 元祖の正しい読み方は「がんそ」で、「げんそ」は間違い。
  • 元祖は「ある物事を最初に始めた人。物事の始まりのこと/一家系の最初の人のこと」の意味。
  • 元祖の類義語には、「始祖・開祖・先人・ルーツ」などがある。

 

 

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